マッチプールとは何か?

皆さんこんにちは。今回の記事では、マッチプールのアイデンティティと私たちがどのようなアイディアを持っていて、何をしようとしているかご説明しようと思います。
 
マッチプールを始めた際、私たちの頭の中には二つのことしかありませんでした。まず一つは、インセンティブ型のコミュニティを創設すること、二つ目は、コミュニティの中にいる人たちにコネクション作りを促すことです。
 
今、私たちは、ソーシャルメディアの波は目的を果たしていないと考えています。例えば、Facebookや Meetup.com、 RedditKickstarterのような巨大なソーシャルネットワークがそうです。これらは、特定の分野において、需要と供給の狭間で、何らかの目的のために社会的な交流や繋がりを促すプラットフォームであり、アクションを起こすために人を結びつけようとします。
 

問題点

 
これらの大企業はビジネスモデルの典型をなぞっています。広告型ビジネスモデルのことです。 大企業は広告の形をとってユーザーデータを企業に売ります。それ故に、プラットフォームを利用している人達の関心とプラットフォームのメインミッションが一致しません。
 
トークナイゼーションのモデルは従来とは異なるビジネスモデルを世界にもたらしました。インターネットプロダクトを使う権利はネットワークの数を左右することと同じ手段になったのです。そのおかげで、プラットフォームのクリエイター達は安定した収入への道筋をつけることができるようになりました。
 
人間にとって社会的なつながりは最も大切な要素です。自分一人で行動するのではなく、成功するためには協力することが必要です。生物学的観念からもそうです。私たちは他人を必要とするのです。
 
しかし、実際は、親しい人間関係を広げ、同じような考えを持った人たちと繋がりを作ることはとても難しいことです。多くの人達には、他人の社会的なつながりを広げてあげようとする意欲がありません。
 
「私たちは、このようなコネクション作りを後押しするプロダクトを創りたいのです。」
 
これは、ビジネスにも関連付けられます。企業が新しい製品を作ったときに、最も重要なのは商品の価値です。成功するには、その製品やサービスを中心にして、同じような関心を持つ人達のコミュニティを作らなければなりません。
 
趣味やパートナー探しにも同様のことが言えます。
 

エコシステムとしてのマッチプールの意義

 

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開発を始めたとき、マッチメーキングとインセンティブ型コミュニティは様々なユースケースと人々をまたがっていくだろうとよく話していました。そのような訳で、私たちのビジョンを果たすのに、全てのユースケースに対して一つだけの製品を作り上げることは無理なのです。
 
例えば、Xbox 360をプレイすることが好きな人達のコミュニティを作るには、彼らのニーズに合わせたプラットフォームを作ることが必要です。同じように、オンラインデートや求人にも、その目的に合わせたプラットフォームが必要なのです。
 
私たちの計画は、プールのプロダクトと相互作用するカスタムプロダクト業をパートナーと共に立ち上げることです。支払いには全員Guppiesを利用します。
 
仮想通貨をベースにしたKickstarterのプラットフォームを想像してみて下さい。現在のトークンナイゼーションモデルではできませんが、仮想通貨を利用してプロダクトを支援できるとします。クリエイターは全員プロダクトをあるバリューに設定しなければなりません。コミュニティプラットフォームも必要です。クリエイターには、マッチプールの中で新しく自分のコミュニティを開くオプションがあります。
 
さて、彼らが入場料を払ってマッチプールにプールをオープンすると想像してみて下さい。そうすると、開発中のプロダクトへのプレミアムアクセスを参加者に提供できます。そして、プールメーカー(コミュニティの管理者)は、プロダクトとコラボしたい人達の紹介をすることができます。
 
ある部分は企業内で、ある部分はシンプルなコラボ、というようなタイプのコラボレーションであれば、インセンティブ型コミュニティという環境を作り上げ、似たような価値観を持つ人と本当に価値のある繋がりを作るお手伝いができると、私たちは考えています。
 

GUPトークンとは何か?

 
GUPトークンは、マッチプールのプラットフォームで私たちが使用している全てのプロダクトで利用されるユーティリティトークンです。ホワイトペーパーでお示しした通り、GUPはマッチプールのビジョンに必要不可欠な要素です。それは、コミュニティで参加者が作り出す価値から利益を得たり、プラットフォーム内でバリューとコンテンツを作り出してくれるコミュニティマネージャーに支払ったりするドリブンコミュニティやインセンティブコミュニティを可能にするからです。
 
どのようにしてGUPはマッチプールのエコシステムで利用されるのか
 
●プールへの入場料
誰もがプールへの入場料を設定できます。そしてプール内でプライベートクラブを作ることができます。
 
●紹介料
私たちは、紹介が意義のある大切なことだと考えています。そのため、プールでは誰もが名を売ることができ、他のユーザーからの紹介を受けることができます。
 
●プール開設  (今後のインプリメンテーション)
近い将来、プールを開設するためにはGUPをロックする必要が出てきます。
 
 例えば、将来、GUPはこのように活用できます。
 
GUPは私たちがコラボレーションするプラットフォームの中で利用できます。例えば、私たちがクラウドファンディングのウェブサイトとコラボレーションすることがあれば、キャンペーンを始める人は誰でもマッチプールにコミュニティをオープンできます。GUPはクラウドファンディングのウェブサイトでプールをオープンする際に利用され、ウェブサイトで支援可能になっているプロダクトを資金援助する時にも利用されます。
 
私たちはマッチプールのコミュニティをインターネット中に広げようと計画しており、共通の関心を持つ人達のつながりをより強いものにしたいと考えています。
 
乞うご期待!
 

我々が探しているもの

 
私たちは、以下のようなパートナーを探しています。
 
●マッチプールでコミュニティを作りたい企業
●スーパーユーザー向けにコミュニティを作りたいプラットフォーム
 

私たちの次のステップ

 
プールのプロダクトは順調に進んでおり、ホワイトペーパーに書かれたビジネスモデルを実行する段階にいます。まず初めに入場料が必要になり、インセンティブの紹介はその後になります。
 
全てのユーザーは、パーソナルウォレットとして、MetaMaskをブラウザにインストールします。それぞれのプールにはユニークなアドレスが付きます。
 
マッチメーキングのインプリメンテーションの後は、現実世界のインプリメンテーションと最初のユースケースのコラボレーションに取り組みます。詳細は2、3週間後に発表されます。
 
 
マーケティングが不十分なのではないか、と多くの方から指摘されました。しかし、それは意図的にやっています。大々的に広告しなかったのは、大勢の注目を集める機会がそんなに無いからです。狼が来ないのにやってくるとみんなに言って周り、実際にやって来る時には誰も彼を信じなかった『オオカミ少年』のようなものです。
 
 
要するに、大々的に広告するだけのキャパシティーは既にありますので、それだけの注目を支えられるだけのインフラが整った時に実行しようと考えています。私たちは長期的にこの事業に取り組むつもりですので、きちんとした方法で時間と労力をかけてインパクトのある衝撃を創り出したいと考えています。
 

感謝

 
最後に、ここに至るまでずっと私たちを信じ、支えて頂いたことに対して感謝の意を示したいと思います。私たちは、ビジョンを現実にするために24時間体制で動いています。